こんにちは、統一翻訳ライターの津山です。

みなさんは、ストリーミング動画や広告、外国のニュースや、海外製品のマニュアルなどの日本語翻訳を見て、なんだか不自然だなと感じたことはないですか?実はこれ、訳文のネイティブチェックをしていないことが原因かもしれません!

ここ数年、機械翻訳の精度が急速に進化し、様々な場面で機械翻訳が使われるようになりました。しかし、機械翻訳がネイティブスピーカーのように、文化的背景や文章全体のバランスまで調整するのは、まだまだ難しいのが現実です。

筆者も時折、外国のニュース記事などの内容確認用として使っていますが、やはりネイティブが書く文章には遠く及ばないなぁ、というのが正直な感想です。

企業のプレスリリースやマーケティング用動画、製品マニュアルの翻訳などは、対象地域の人が見て、不自然だと感じてしまうと企業のイメージダウンにも繋がります。

そこで翻訳の質を、ぐっと上げるために活躍するのが、ネイティブチェックです!

今回の記事では、ネイティブチェックについて、知っておきたい基礎知識と流れ、依頼時に翻訳会社に確認すべきポイントまで、5分でわかるようにまとめました。

高品質な翻訳が必要な企業の皆様、この記事でネイティブチェックの重要性について知っていただき、ビジネスを左右する大切な翻訳文の品質をアップさせましょう!

ネイティブチェックの基礎知識

ネイティブチェックの基礎知識

翻訳作業におけるネイティブチェックとは「翻訳言語を母国語とする人(ネイティブ)が翻訳文をチェックし、対象地域の人が、翻訳文を違和感なく読めるようにするための作業」です。

ネイティブチェックの必要性

高品質な翻訳に、ネイティブチェックが必要な理由が3つあります。

  • 翻訳文のミスを見つける
  • 表現の不自然さや全体のバランスを調整して、より自然な文章にする
  • 訳文を届けるターゲットに合わせて、文化的背景や社会状況を考慮した内容にする

ネイティブチェックでは、翻訳者のミスを見つけるのはもちろんですが、それ以外に重要なのは「普通ならこんな言い方はしないのに…」という、母国語の人だけが感じる小さな違和感を取り除くことです。

例えば最近の日本では「密になっている」という言葉が頻繁に使われますよね?この「密」という名詞が、現在の日本では特別な意味を持っていますが、これは日本人以外の、漢字文化圏では、馴染みがない特殊な用法です。

例えば、コロナ関連の文章の翻訳を行う際、「人がたくさん集まる状況を避けましょう」と訳しても間違いではないですが、「密な状況を避けましょう」という方が比較的に自然で、シンプルです。ネイティブチェックではこういった微妙な言い回しや社会状況も考慮して文章を見直します。

ネイティブチェックをしないリスク

ネイティブチェックをしないリスク

ネイティブチェックを入れていない訳文を使うと、時に顧客との交渉に支障をきたしたり、消費者からクレームが来たりと、企業の信頼感を損ねてしまい、ビジネスチャンス損失に繋がるリスクがあります。

今はかなり減ってきていますが、過去にも度々、自治体のウェブサイトの変な翻訳文が日本や海外でニュースになりました。もし民間企業で誤訳トラブルが起きると、ダイレクトにブランドイメージの低下に繋がるので、絶対に気をつけたいところです。

機械翻訳にはネイティブチェックが必要か

ネイティブチェックが必要か

結論からいうと、本当に高品質な翻訳を求めるのであれば、機械翻訳にはネイティブチェックが必須と考えます。なぜなら、様々な地域で使用されている中国語や、スペイン語など、地域毎に表現上の違いがはっきり出る言語も多く、誤った翻訳をすると企業に深刻なダメージを与えるからです。

今の機械翻訳アプリは相当レベルが上がっています。中でも今注目の「DeepL翻訳」は高度なAIによるディープラーニング技術を活用し、その翻訳レベルは、高く評価されています。

ですが、ご存知でしょうか?例えば「英語」と一言でいっても、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、シンガポールで少しずつ日常的に使用される表現は異なります。カナダではフランス訛りの英語が使われることもあります。(21/9月現在、DeepL無料版で対応しているのはアメリカ・イギリス英語です)

さらに問題なのは中国語です

また、さらに問題なのは中国語です。中国語では、例えば「タクシー」という単語は、中国と台湾、香港では、全く異なる単語が使われますが、同様の例が他の単語でも存在します。もし台湾で使用する中国語に、中国でしか使用しない表現を使ったりしたら、企業の信頼度は一気に下がります。現在、世界で一般的に使用されている機械翻訳の中国語翻訳は、ほとんどが中国の表現に合わせてるので、特に注意が必要です。

中国語の表現が地域によって、どれほど異なるか、その使い分けの重要性も含め、簡単にまとめた記事がありますので、こちらも是非参考にしてください。

関連記事:日中翻訳の落とし穴!中国語翻訳時に注意したい 7 つのこと

ネイティブチェックの流れ

ネイティブチェックの流れ

では次に、専門家によるネイティブチェックの流れを簡単に紹介します。ネイティブチェック作業を、貴社内のネイティブスタッフではなく、専門家に依頼するメリットを示したいと思います。

ネイティブチェックの流れ(日本語から中国語に翻訳する場合)

  • 顧客が翻訳会社に日中翻訳を依頼します
  • まず、専門の翻訳者が日本語から中国語に翻訳します
  • 翻訳終了後、中国語を母国語とする校正者 (ネイティブチェッカー) がネイティブチェックを行います

なぜ社内ネイティブによるネイティブチェックではダメなのか?

ネイティブチェッカーは、元の原文と比較しつつ、翻訳ミスの有無を確認した後、次の工程として、「元の言語(日本語)の文書を見ずに、訳文をチェック」します。あえて原文を見ないことで、訳文全体が一つの「読み物」として成立しているかを客観的に確認できるのです。

ネイティブチェッカーは、文章を作る人でもあります。母国語に精通しているだけでなく、正確な文法の知識や、文章力が必要です。また対象地域の社会・文化的背景を含めたデリケートな部分もチェックできるインテリジェンスや経験が必要です。

つまり、ネイティブチェックを、翻訳の専門家ではない社員に担当させると、文章力が不足した文章になってしまったり、本来考慮すべき訳文の使用地の文化的背景、社会状況を見逃したりするリスクがあります。

そのため、絶対に翻訳ミスが許されない案件での、訳文のネイティブチェックは、翻訳会社に依頼なさることを、オススメします。

ネイティブチェック依頼時の確認事項3点

ネイティブチェック依頼時の確認事項

では実際、翻訳会社にネイティブチェックを依頼する場合、何に気をつけたらいいでしょうか?以下に3つのポイントをまとめます。

  • 翻訳プランのなかに、ネイティブチェックが含まれているか
  • 翻訳する文章に対する専門知識を持ったネイティブチェッカーか
  • ネイティブチェッカーの文章力は問題ないか

もし重要なコンテンツであれば、ネイティブチェックを含む翻訳プランを用意している翻訳会社の利用をオススメします。翻訳費用が過度に安い場合、ネイティブチェックを含んでいない可能性もあるので、契約の際には事前確認が必要です。

また、機械翻訳した訳文の、ネイティブチェックのみを、翻訳会社に依頼したいという場合もあるかと思いますが、その原稿の分野に精通してるかどうかは、事前に訳文のサンプルを取り寄せるなどのチェックが必要です。

翻訳する文章に対する専門知識を持ったネイティブチェッカーか

統一翻訳のネイティブチェックの特徴

いかがでしたか?重要な文章の翻訳における、プロのネイティブチェックの重要性について、なんとなくは、わかっていただけたかと思います!

最後に、統一翻訳のネイティブチェックについて紹介します。

統一翻訳の翻訳・ネイティブチェックには以下の特徴があります。

  • ネイティブスピーカーが翻訳を担当。
  • 世界に11,000人以上のネイティブチェッカーを有し、どんな専門分野にも対応。
  • 翻訳文に対して必ずネイティブスピーカー(校正者)による二次チェックを行います。
  • 統一翻訳が対応する136種類の言語すべてに対して、ネイティブチェックの対応が可能です。

統一翻訳では、これまで台湾を代表するTSMCや日本のトヨタ自動車をはじめ、世界を代表するクライアントの方々に翻訳をご提供してまいりました。本社は台湾にあり、翻訳会社の強みとしては、特に先ほど紹介した各種の中国語に関する翻訳対応に、大きな強みあり、お客様に世界一の品質の中国語訳文をお届けできると自負しております。

また中国語のみならず、アジア最大のグローバル多言語サービス企業として、現在136種類の言語の翻訳に対応しており、英語はもちろん、マイナーな言語への翻訳・ネイティブチェックにも対応が可能です。

統一翻訳には技術文書からゲーム翻訳まで、様々なジャンルの専門家がおり、原文の分野に合わせて、ユーザーにとって自然で読みやすい翻訳文章をお届けすることができます。

また、ご安心して翻訳のご依頼をいただけるよう、正式な案件のご発注前に、300文字の無償トライアルサービスもご利用可能です!

プロフェッショナルな翻訳者たちによる、高品質な翻訳をお求めの企業様は、ぜひこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。まずはトライアルのみでも大歓迎です。