皆さん、仕事でマニュアルを参照したり、新しい製品を使う時、マニュアルを使うことがありますよね?

マニュアルはユーザーが安全に製品を使うために大切なツールです。例えば高い安全性が求められる製造・エンジニアリング業界などでは、関係者が業務内容を正しく理解できるよう、マニュアルを作成する企業が多いです。

最近では外国人スタッフの増加や、海外への仕事発注、海外向けの販売が増えたことで、製品や商品のマニュアルを翻訳したいというニーズが高まっています。

そこで今回は、マニュアルを翻訳する時の基礎知識と、マニュアルを翻訳する際の3つの注意ポイント、そして特別に統一翻訳がマニュアルを翻訳するときのプロセスを公開します!

今、マニュアル翻訳の依頼をお考えの方は、必見の内容です!

マニュアル翻訳の基礎知識

翻訳したマニュアルの使用場面

翻訳したマニュアルの使用場面

現在は様々な業種でマニュアルが利用されています。ユーザーマニュアルもその一つです。マニュアルを見ながら組み立てや操作をすることは誰でも経験がありますよね。

ユーザーマニュアル以外でも、装置・機械製造、建設・工事、ソフトウェア開発などの業種では仕事上で使用する技術マニュアルが数多く存在します。

これらの業種は専門性が高いため、品質水準の維持や安全性の確保のためにもマニュアルが欠かせないといえます。

マニュアルの翻訳ニーズが高まる背景

マニュアルの翻訳ニーズが高まる背景

皆さんの会社でも外国人の採用や、海外への仕事発注、海外に製品を輸出する機会はありませんか?

今日本では労働人材の不足が深刻で、外国人の採用や、海外への製造委託がどんどん増えています。実際に今日本では170万人を超える外国人労働者がおり、毎年のように、その数は増え続けています。また製造業ではアジアを中心に海外生産比率が25%を突破しました。

さらにここ10年における、日本の輸出額は約7兆円に上り、その半分がアメリカや中国、韓国、台湾に輸出されています。つまり英語やアジアの言語で使用マニュアルが求められる機会が増えているといえます。

翻訳したマニュアルの効果

翻訳したマニュアルの効果

そんな時、活躍するのが外国語版のマニュアルです。業務マニュアルは日本の高い技術や安全意識を、正確に外国人に共有できます。また使用者向けマニュアルは、ユーザーの正確で安全な利用につながります。

日本のマニュアルは非常に丁寧に作られてることが多いので、正確に翻訳されたマニュアルを提供することは、社員や顧客からの信頼性アップにもつながると考えられます。

マニュアルを翻訳するときの3つのポイント

マニュアルには品質や安全性に関わる要素が多く含まれるため正確な翻訳が必須です。そのため機械翻訳では非常にリスクが高く、基本的にはマニュアル翻訳専門の翻訳会社に依頼するのがお勧めです。

ここではマニュアル翻訳をするときに注意するポイントを3つお伝えします。マニュアル翻訳では、他の翻訳と異なる注意点もあるので参考にしてください。

ユーザー目線のわかりやすい表現

ユーザー目線のわかりやすい表現

もしマニュアルを利用した上で、ミスが起きたり、うまく製品が使えなかったらどうなるでしょうか?おそらくコンプライアンス問題やクレームにつながりますよね。そういったことを防ぐためにも、販売地域に合わせた適切な翻訳をすることが大切です。

特に注意したいのは同じ言語でも異なる漢字を使う中国、台湾、香港です。全て中国語だからと思って同じマニュアルを使ってしまうと、意味が正確に伝わらなかったりユーザーの誤解を招く可能性が高いです。

そのためマニュアル翻訳を依頼するときは、必ず使用地域を指定し、その地域の専門家に適切な翻訳をしてもらうことをお勧めします。中国語の翻訳についてはこちらのブログも参考にしてください。

関連記事:日中翻訳の落とし穴!中国語翻訳時に注意したい 7 つのこと

用語集とスタイルガイドの活用

用語集とスタイルガイドの活用

マニュアル翻訳を行うときは、統一性や正確性を守るため、用語集とスタイルガイドが欠かせません。用語集とは頻出単語や専門用語の訳し方を定めた資料、スタイルガイドは語尾や記号等、表現・表記の記載ルールを定めた資料です。

用語集やスタイルガイドは、翻訳依頼前に自社で準備しておく必要があります。一度作成してしまえば、マニュアルの改訂版を作成するときもスムーズに翻訳ができるので、ぜひ手間を惜しまず、事前に作成しておくことをお勧めします。

用語集とスタイルガイドの作成方法は以下のブログで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:用語集が翻訳の質を決める!翻訳用語集の基礎知識と作成方法

各国のマニュアル作成規定を確認

各国のマニュアル作成規定を確認

製品マニュアル作成においては、各国が定めた規格が存在することがあります。日本でもJIS法による標準化規格があるように、ヨーロッパではISO/IEC 82079-1:2012という標準化の国際規格を守る必要があります。

また日本製品の輸出先No.2の中国にも、GB規格と呼ばれる標準規格があります。GB規格の中ではマニュアル(取扱説明書)に記載する内容、フォントサイズ、中国語と外国語の表記順など細かいところまで定められています。

そのためマニュアル翻訳の際は、マニュアルを使用する地域にこれらの規格が存在するかどうかを事前に確認し、規格が存在する場合はその内容を事前に翻訳会社に伝え、規格内容への共通理解をはかっておくことをお勧めします。

統一翻訳のマニュアル翻訳プロセス

統一數位翻譯について

ここまで読んで、自社のマニュアル翻訳に不安を持った方もおられるのではないでしょうか?そんな時は、統一翻訳におまかせください!

統一翻訳では、マニュアルをただ翻訳するのではなく、ゼロの状態から美術デザインも含めたマニュアルデータを作成いたします。ここでは実際のマニュアル翻訳の3ステップをご紹介します。

  1. マニュアル作成時は、まず弊社担当者に製品トレーニングを受けさせ、製品を徹底的に理解します。また事前に関連事項について話し合い、お客様の要望を正確に伝えます。
  2. その後、技術マニュアル翻訳の専門ライターと美術デザインチームが協力して、執筆、レイアウト、美術デザインを行います。これにより、対象地域に最適にカスタマイズされた技術マニュアルが完成します。
  3. 納品後、将来の仕様変更やバージョンアップにも都度迅速に対応できるよう、安全・完全なハードへ、データを保存します。

※詳細については統一翻訳のホームページ技術マニュアル作成をご参照ください。

統一翻訳のホームページ技術マニュアル作成をご参照ください

これまで統一翻訳の技術マニュアル翻訳は、HITACHI、パイオニア、富士ゼロックスなど日本を代表する多くの製造会社様から選ばれてきました!

統一翻訳の対応可能言語は136言語にわたり、もちろん多言語翻訳にも対応可能です。また品質面でもISO17100やISO9001といった国際翻訳規格にも勝る高品質なTDQCMP®標準作業体制を構築していますので、高品質な翻訳マニュアルのご提供をお約束します。

さらに、より安心して翻訳のご依頼をいただけるよう、正式な案件のご発注前に、300文字の無償トライアルサービスもご利用可能です!プロフェッショナルな翻訳者たちによる、高品質な翻訳をお求めの企業様は、ぜひこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。まずはトライアルのみでも大歓迎です!